掲載している記事は編集部が整理した参考情報です。料金・速度・キャンペーンは2026年時点のものを基準にしており、契約前には必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

ポケット型WiFiとテザリングどっちがいい?料金と違いを比較

7分で読めるかしこいネット診断 編集部
利用場所・期間
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  • #ポケット型WiFi

外出先でパソコンやタブレットをネットにつなぎたいとき、方法は大きく2つあります。スマホのテザリングを使うか、ポケット型Wi-Fiを用意するかです。

どちらにするか考え始めると、次のような点で迷います。

  • テザリングは、追加でお金がかかるのか
  • スマホのデータ量やバッテリーは足りるのか
  • ポケット型Wi-Fiを別に契約するほどの違いがあるのか

本記事では、テザリングとポケット型Wi-Fiを費用・データ量・バッテリー・つながり方の4つで比べ、どんな人にどちらが向くかを整理します。

この記事のポイント

  • ときどき短い時間だけなら、テザリングで足りることが多い。追加料金は事業者とプランにより0円か月550円(税込)
  • 使い放題のプランでも、テザリングで使えるデータ量に上限があるプランがある(auバリューリンクプランは月60GBまで。Netflixなどのパック付きは月80GBまで)
  • パソコンやタブレットを外で毎日のように使うなら、スマホとは別にポケット型Wi-Fiを持つと、データ量とバッテリーの心配を分けられる
目次

結論:ときどきならテザリング、外でパソコンを毎日使うならポケット型Wi-Fi

先に結論をまとめます。分かれ目は、外でパソコンやタブレットをどれくらいの頻度・時間つなぐかです。

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターの代わりにして、パソコンやタブレットをネットにつなぐ使い方です。 ポケット型Wi-Fiとは、バッテリーを内蔵し、カバンやポケットに入れて持ち歩けるWi-Fiルーターです。

早見表スマホのテザリングポケット型Wi-Fi
向いている人ときどき短い時間だけつなぐ人
スマホのデータ量に余裕がある人
外でパソコン・タブレットを毎日のように使う人
スマホのデータ量やバッテリーを減らしたくない人
追加の費用(税込)0円または月550円
(事業者とプランによる)
別の契約で月1,078円〜5,412円程度
(下の「ポケット型Wi-Fiの費用を比べる」で説明)
使えるデータ量スマホのプランの範囲
(テザリングに上限があるプランもある)
契約したプランの範囲
(スマホのデータ量は減らない)
バッテリースマホの電池を使うルーター本体の電池を使う

※始めるまでに用意するものが少ない順に並べています。費用・データ量の詳しい条件は、次の「4つの項目で比較」で説明しています。

テザリングとポケット型Wi-Fiの違いを4つの項目で比較

ここからは、費用・データ量・バッテリー・つながり方の4つについて、違いを詳しく見ていきます。

1. 費用:テザリングの追加料金は、事業者とプランで違う

テザリングは、今のスマホの契約のまま使えるのが強みです。ただし、申し込みが要るか、追加料金がかかるかは、事業者とプランによって違います。大手4社の公式の案内は次のとおりです。

テザリングの条件(税込)ドコモauソフトバンク楽天モバイル
申し込み原則不要
(一部のプランは必要)
必要
(テザリングオプション)
必要
(テザリングオプション。データ定額サービスへの加入が条件)
不要
(プランの契約のみ)
月額無料無料
(一部のプランは550円)
無料または550円
(データプランによる)
追加料金なし
使い放題プランでの
テザリングの上限
eximo・ドコモ MAXなどは
テザリングも無制限
auバリューリンクプランは
月60GBまで
(パック付きは月80GBまで)
プランごとに確認上限なし
(プランのデータ無制限の範囲)

※出典はドコモ・au・auバリューリンクプラン・ソフトバンク・楽天モバイルの公式情報です。主要事業者順(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)に並べています。

※ドコモは、一部のプラン・機種では別途spモード契約が必要です。

※「無制限」「使い放題」のプランでも、混雑時などに通信速度を制御する場合があると多くの事業者が案内しています。

ポケット型Wi-Fiは、スマホとは別にもう1つ契約が要ります。そのぶん月額はかかりますが、スマホのプランを大きなものに変えずに済む場合もあります。スマホのプランを上げる費用と、ポケット型Wi-Fiを足す費用の両方を比べてから決めると安心です。

2. データ量:テザリングはスマホのデータ量を使う

テザリングでパソコンやタブレットが使ったデータは、スマホの契約のデータ量から減ります。パソコンはスマホより大きなデータを使いやすく、ソフトの自動更新などでも気づかないうちに減ることがあります。

使い放題のプランでも、テザリングで使えるデータ量だけに上限を設けているプランがあります。 たとえばauバリューリンクプランは、テザリングとデータシェアの合計が月60GBまでです(Netflix・Amazonプライムなどのパック付きのプランは月80GBまで)。上限を超えると、テザリングの速度は翌月1日まで送受信最大128kbpsになります(au公式より)。

一方、ドコモのeximo・ドコモ MAXなどのプランは、テザリングも無制限で使えると案内されています(ドコモ公式より)。同じ「使い放題」でも、テザリングの扱いはプランによって違うため、今のプランの条件を確かめておきましょう。

ポケット型Wi-Fiは、スマホとは別のデータ量を使います。外でたくさん使っても、スマホのデータ量は減りません。

3. バッテリーと発熱:長く使うならスマホの電池が心配

テザリングをしている間、スマホは自分の通信に加えて、パソコンなどへ電波を飛ばし続けます。そのため、長い時間使うとスマホのバッテリーの消費や発熱が大きくなります。 外出先でスマホの電池が切れると、連絡や支払いにも困ります。

つなぎ方を変えると、バッテリーの負担を減らせる場合があります。

  • Bluetoothテザリング:Wi-Fiテザリングよりスマホの電池持ちがよい(ドコモ公式より)
  • USBテザリング:パソコンからスマホに給電しながらつなげるため、長時間の作業に向く(楽天モバイル公式より)

ポケット型Wi-Fiは、ルーター本体のバッテリーで動きます。スマホの電池を減らさずに済みますが、ルーター本体の充電は必要です。

端末(メーカー公表値)Rakuten WiFi Pocket 5G(楽天モバイル)Rakuten WiFi Pocket 5G(楽天モバイル)申し込むSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01(カシモWiMAXなど)Speed Wi-Fi DOCK 5G 01(カシモWiMAXなど)申し込む
連続して使える時間約9時間(5G)約9時間
同時に接続できる台数24台48台
重さ約177g約198g

※出典は楽天モバイル公式・UQ WiMAX公式(DOCK 5G 01)です。連続して使える時間は、楽天モバイルが5GでWi-Fi機器1台につないで動画を再生した場合の目安、DOCK 5G 01が初期設定時の値で、使い方や電波の状況によって短くなります。端末の軽い順に並べています。

4. つながり方:テザリングだから必ず遅いわけではない

通信の速さは、どの事業者の回線を使うかと、使う場所・時間帯で決まる部分が大きく、テザリングだから必ず遅い、ポケット型Wi-Fiだから必ず速い、というわけではありません。

それでも、テザリングや公衆Wi-Fiで「不安定」「遅い」と感じる場面はあります。たとえば次のようなケースです。

  • スマホが熱くなり、動作が重くなっている
  • スマホをカバンの奥に入れて、パソコンとの距離が離れている
  • カフェや駅の公衆Wi-Fiが、利用者が多くて混んでいる

ポケット型Wi-Fiを持つと、スマホとは別の回線をもう1つ持つことになります。スマホの回線が混んでいる場所でも、もう一方の回線でつなげる場合があるのは、仕事で外から会議に出る方にとって安心材料になります。ただし、どの回線がつながりやすいかは場所によって違うため、使う場所がエリア内かを契約前に確かめましょう。

なお、ドコモは音声通話中もテザリングを使えると案内しています(ドコモ公式より)。通話中の動作は機種や事業者によって違う場合があります。

ポケット型Wi-Fiの費用を比べる

ポケット型Wi-Fiを足す場合の費用を、データ量の考え方が違う3つのサービスで比べます。

料金(税込)楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket 5G)楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket 5G)申し込むMONSTER MOBILE(縛りなしプラン100GB)MONSTER MOBILE(縛りなしプラン100GB)申し込むカシモWiMAX(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01)カシモWiMAX(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01)申し込む
月額1,078円〜3,278円
(使った量で3段階)
3,938円初月1,408円
2か月目以降5,412円
データ量上限なし月100GBまで上限なし
事務手数料0円3,300円3,300円
(公式LINEからの申し込みで0円)
端末代2,990円
(キャンペーン価格。通常24,990円)
0円
(レンタル)
実質0円
(39,600円を36回払い・毎月1,100円割引)
1年間の総額
(毎月20GB超使う場合)
42,326円50,556円64,240円
解約するときの費用1年以内の解約で最大1,078円解約金なし
(端末の返却が必要。返送料は自己負担)
解約金0円
(分割の途中なら端末代の残り)

※月額の安い順に並べています。1年間の総額は、月額12か月分・事務手数料・端末代の合計で、解約にかかる費用は含めていません。カシモWiMAXの事務手数料は3,300円で計算しています。楽天モバイルは、毎月20GBを超えて使う場合の月額3,278円で計算しています。

※楽天モバイルの事務手数料は、同じ名義で累計5回線目以降は1回線3,850円(税込)かかります。端末代のキャンペーン価格は、楽天モバイルと同時に申し込む場合の価格です。解約手数料は、2025年4月1日以降に申し込んだ回線を1年以内に解約した場合にかかります。

※カシモWiMAXを1年で解約すると、端末代の分割の残り24回分(26,400円・税込)を支払います。MONSTER MOBILEは月100GBまでのプランで、料金は日割りになりません。解約した月の翌月10日までに端末の返却が確認できないと、機器損害金16,500円(税込)がかかります(MONSTER MOBILE よくある質問より)。

※楽天モバイル・カシモWiMAXは、一定期間内に大量のデータ通信があった場合や混雑時などに、通信速度を制限する場合があります。出典は楽天モバイル(料金)・楽天モバイル(端末)・楽天モバイル(手数料)・楽天モバイル(解約)・MONSTER MOBILE・カシモWiMAXの公式情報です。

1か月あたりにならすと、楽天モバイルは約3,527円、MONSTER MOBILEは約4,213円、カシモWiMAXは約5,353円です。 楽天モバイルは、使う量が20GB以下の月があればさらに下がります。

※カシモWiMAXは、本サイトを運営する株式会社マーケットエンタープライズのグループ会社、株式会社MEモバイルが提供しています。

比較ページ
ポケット型WiFiおすすめ比較

主要なポケット型WiFiを、使うデータ量ごとの実質の料金で比べています。

ポケット型WiFiを比べる

使い方別のおすすめ

ここからは、使い方ごとにどれが向くかを見ていきます。

テザリングで十分な人

テザリングで十分な人

  • 外でパソコンをつなぐのは、月に数回・短い時間だけ
  • スマホのデータ量に毎月余裕がある、またはテザリングも無制限のプランを使っている
  • 持ち歩く機器を増やしたくない

ときどき短い時間つなぐだけなら、まずはテザリングで十分なことが多いでしょう。新しい契約や機器が要らないため、費用も手間もかかりません。

長めに使う日は、USBテザリングでパソコンから給電しながら使うと、スマホのバッテリーを減らしにくくなります。テザリングで「データ量が足りない」「電池がもたない」と感じることが増えてきたら、ポケット型Wi-Fiを検討するタイミングです。

楽天モバイルのWi-Fiがおすすめな人

楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket 5G)

楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket 5G)

  • ポケット型WiFi
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事務手数料

0円

月額料金

1,078円〜

月間データ容量

無制限
  • テザリングではスマホのデータ量が足りなくなってきた

  • 外で使う量が月によって変わる

  • 月額をできるだけ抑えたい

金額は税込です。月額は使ったデータ量で3段階(3GBまで1,078円・20GBまで2,178円・20GB超3,278円)。端末代は別で、プランと同時に申し込むと2,990円(キャンペーン価格。通常24,990円)。

楽天モバイルで申し込む

楽天モバイルの強みは、使った量で月額が決まり、たくさん使っても月3,278円(税込)を超えないことです。外で使わなかった月は、3GBまでなら1,078円(税込)で済みます。

事務手数料は0円で、端末のRakuten WiFi Pocket 5Gは、楽天モバイルと同時に申し込むと2,990円(税込・キャンペーン価格。通常24,990円)です。

ただし、2025年4月1日以降に申し込んだ回線を1年以内に解約すると、最大1,078円(税込)の手数料がかかります。

WiMAXがおすすめな人

カシモWiMAX(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01)

カシモWiMAX(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01)

  • WiMAX
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事務手数料

3,300円

月額料金

5,412円/月

月間データ容量

無制限
  • 外でも家でも、パソコンやタブレットを1台のWi-Fiでつなぎたい

  • 毎月たくさんのデータを使い、月額は定額のほうが分かりやすい

  • 2〜3年以上続けて使う予定がある

金額は税込です。初月の月額は1,408円。端末代39,600円は36回払いにすると毎月1,100円の割引がつき実質0円(途中で解約すると残りを支払います)。

カシモWiMAXで申し込む

WiMAXのポケット型は、家ではドックに置いて据え置きのように使い、外には本体だけを持ち出すという使い方ができます。外用と家用を別々に契約しなくて済むのが強みです。

WiMAXはプロバイダ(WiMAXの回線を借りてサービスを提供する会社)が複数あり、回線そのものはどこも同じです。料金の例として、カシモWiMAXは月5,412円(税込。初月のみ1,408円)で、契約期間の縛りはなく、解約金も0円です(カシモWiMAX公式より)。

端末代39,600円(税込)は、36回払いにすると毎月1,100円の割引がつき、実質0円になります。ただし途中で解約すると、残りの端末代を支払う必要があります。

テザリングを使うときの注意点

テザリングを使うときは、次の点に気をつけましょう。

  • 今のプランの条件を確かめる:申し込みの要否、月額、テザリングで使えるデータ量の上限は、事業者とプランで違います
  • パスワードを設定する:セキュリティの設定をしていないと、他人に不正に接続されるおそれがあります(ソフトバンク公式より)
  • パソコンの自動更新に気をつける:OSやアプリの更新は大きなデータを使うことがあります。パソコンによっては、更新を後回しにする設定ができる場合があります
  • 機種によっては使えない:テザリングに対応していない機種もあります(楽天モバイル公式より)

よくある質問

テザリングとポケット型Wi-Fiについて、よくある質問にお答えします。

テザリングとポケット型Wi-Fiは、どっちが速い?

どちらが速いかは、使う回線と場所・時間帯で変わるため、一律には決まりません。同じ場所でも、事業者によってつながりやすさは違います。外で使う場所がおおよそ決まっている方は、各サービスのエリアマップで確かめておきましょう。

テザリングで使い放題のプランなら、ポケット型Wi-Fiは要らない?

外で使う時間が短いなら、要らないことが多いでしょう。ただし、長い時間使うとスマホのバッテリーの消費や発熱が大きくなります。毎日のように何時間もパソコンをつなぐなら、ポケット型Wi-Fiを分けたほうがスマホを普段どおり使えます。

テザリングの上限を超えたらどうなる?

プランによって違います。たとえばauバリューリンクプランでは、テザリングとデータシェアの合計が月60GBを超えると、テザリングの速度が送受信最大128kbpsになり、翌月1日に順次解除されます(au公式より)。

まとめ

テザリングとポケット型Wi-Fiは、外でパソコンやタブレットをつなぐ頻度と時間で選ぶのが分かりやすい方法です。

  • 月に数回・短い時間だけなら、スマホのテザリング
  • テザリングでデータ量が足りない、月額を抑えたいなら、楽天モバイルなど使った量で料金が決まるポケット型Wi-Fi
  • 外でも家でも1台で済ませたい、定額で使いたいなら、WiMAXのポケット型

テザリングの条件や料金・キャンペーンは変わることがあります。申し込む前に、公式サイトで最新の内容を確認しましょう。

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  • 掲載している料金は、特に記載がない限りすべて税込表示です(2026年10月時点)。料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
  • 「最大速度」は技術規格上の理論値(ベストエフォート)であり、実使用時の速度を保証するものではありません。実際の速度は利用環境・時間帯・端末により変動します。
  • 「実測平均」は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。あくまで目安としてご覧ください。
  • 「実質月額」は (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 − キャッシュバック − セット割)÷ 契約月数 を基本に算出しています。割引適用条件は各サービスにより異なります。
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