夜間に家族4人で動画が止まる、2階まで電波が届く回線に乗り換えたい

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診断レポート
  • #戸建て(持ち家)
  • #au
  • #4人家族

ご相談者プロフィール

住まい
戸建て(持ち家)にお住まいの4人家族
世帯人数
4人家族
お使いのスマホ
au/UQモバイル/povo
ネットの使い方
軽め重め
  1. ライトユース
  2. 標準ユース
  3. ヘビーユース
  4. ゲーミング
  5. 動画配信

4Kなど高画質動画を同時視聴。配信を含む大容量通信が常時。

  • 動画配信(4K含む同時視聴)
こだわり
月額8,000円までの予算を予定しており、2階まで電波が届いて安定して使えることが最優先です。現在auひかり ホーム1ギガを5年以上利用中で、工事に抵抗はなく対応可能です。
困っていること
夜8時~11時に全員がスマホ・タブレットを使うとYouTube・Netflixが止まる。2階の子ども部屋まで電波が届きにくい。1階リビングのWiFiルーターから2階の子ども部屋への電波が弱い

このケースのおすすめ

NURO 光

NURO 光

  • 光回線
  • 戸建て向けプラン
  • 3年契約

月額料金

¥5,200

実質月額

¥2,691

最大速度

2Gbps

実測平均

882Mbps

※実質月額は、月額料金・初期費用・キャッシュバック・セット割引を契約期間で割り戻した独自計算値です。実際に毎月請求される金額とは異なります。最終的な料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。

このケースで効く理由

  1. 夜間に動画が止まる原因に直接対処できる
  2. 実質月額2,691円は予算に対して大きな余裕がある
  3. 実測882Mbpsは4人同時利用の余裕になる

もう一歩考えたい場合

auスマホでセット割

@TCOMヒカリ

@TCOMヒカリ

  • 光回線
  • 戸建て
  • 2年契約

月額料金

¥5,610

実質月額(auスマートバリュー込)

¥3,066

最大

1Gbps

実測

493Mbps

auスマートバリュー −¥1,100/月 適用

※実質月額は、月額料金・初期費用・キャッシュバック・セット割引を契約期間で割り戻した独自計算値です。実際に毎月請求される金額とは異なります。最終的な料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。

auスマホでセット割

AsahiNet光

AsahiNet光

  • 光回線
  • 戸建て
  • 縛りなし

月額料金

¥7,128

実質月額(AsahiNet光 × auセット割込)

¥1,989

最大

1Gbps

実測

491Mbps

AsahiNet光 × auセット割 −¥1,200/月 適用

※実質月額は、月額料金・初期費用・キャッシュバック・セット割引を契約期間で割り戻した独自計算値です。実際に毎月請求される金額とは異なります。最終的な料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。

このページの読み方

このレポートは3層構造になっています。

  • 基礎知識 … どんな人にも役立つネット回線の仕組み・用語解説
  • このケースの場合 … 今回の相談者に当てはめた判断
  • 条件が違う人へ … マンション/1人暮らし/別キャリアなど、他のケースへの読み替え

自分の条件と照らしながら読むと、自分に合った答えが見えてきます。

目次

今回のケース:夜間動画止まり・電波弱点

ヒアリングで伺った内容を、判断に効くポイントだけ整理した一覧です。レポートの推奨はこの条件をもとに導いています。

項目内容
住居戸建て(持ち家)
利用エリア千葉
用途家族4人(夫婦と中学生の子ども2人)で、スマートフォンとタブレットを利用しており、動画配信サービスを視聴しています。家族全員がauのスマートフォンを使用しており、2階の子ども部屋ではWiFi接続をしていますが電波が弱く、1階リビングにWiFiルーターを設置中
利用人数4人
端末数6〜10台
スマホキャリアau / UQモバイル / povo
現在の回線auひかり
困りごと夜8時から11時に家族全員がスマートフォンやタブレットを使うと、YouTubeやNetflixが止まることがあります。特に2階の子ども部屋まで電波が届きにくく、1階リビングのWiFiルーターから2階の子ども部屋への電波が弱い
最優先事項速度重視
こだわり月額8,000円までの予算を予定しており、2階まで電波が届いて安定して使えることが最優先です。現在auひかり ホーム1ギガを5年以上利用中で、工事に抵抗はなく対応可能

何を基準に選んだか

判断軸1 住居タイプ(工事可否・配線方式の違い)

基礎知識:戸建てとマンションで回線の選び方が変わる

光回線の選択肢は、住居タイプによって大きく変わります。最も重要なのは「工事ができるかどうか」と「どの方式で光ファイバーを引き込むか」の2点です。

住居タイプ工事の自由度選べる回線の幅
戸建て(持ち家)自由すべての光回線が候補
マンション(光配線方式)管理組合次第速度に制限なし
マンション(VDSL方式)管理組合次第最大100Mbpsに制限される
賃貸(工事不可)不可ホームルーター・モバイルWiFiのみ

VDSL方式ってなに?

マンションの共用部まで光ファイバーを引き、そこから各部屋まで既存の電話線(メタル線)を使う方式です。電話線を使う区間がボトルネックになり、どれだけ速い回線を契約しても実測速度は最大でも100Mbps前後に抑えられてしまいます。

このケースの場合

戸建ての持ち家にお住まいで、「工事には抵抗がない」とのことでしたね。

これは回線選びにおいて非常に有利な条件です。

工事の制約がないため、光回線のあらゆるサービスが選択肢に入ります。

工事に抵抗がないことのメリットは、速度面だけではありません。

今回のケースで重要なのは、光ファイバーを家の中のどこに引き込むかという配線経路の自由度があることです。

ルーターの設置場所を1階リビングに限定せず、家の中央に近い場所や2階への中継器・メッシュWiFiのサテライトを置きやすい場所に工事の段階から設計できます。

現在auひかりを5年以上利用されているとのことで、宅内への光ファイバーの引き込み工事は既に完了しています。

NURO光に乗り換える場合は、新たに2回の工事(宅内工事と屋外工事)が必要になりますが、既存の配線を活用できる部分もあります。

条件が違う人へ

マンションにお住まいの方は、まず建物の回線設備方式の確認が先決です。

VDSL方式だと光回線を契約しても速度の上限が決まってしまうため、どのサービスに乗り換えてもその壁は越えられません。

その場合は5G対応のホームルーターがむしろ現実的な解決策になることもあります。

賃貸戸建てで大家の許可が取れるなら、戸建て持ち家とほぼ同じ選択肢が使えます。

退去時の回線撤去費用は多くの事業者が無料対応しています。

工事許可が取れない賃貸物件では、ホームルーターのドコモ home 5Gやソフトバンクエアーが候補になります。

ただし4人家族で夜間に同時利用する環境では、通信の安定性が光回線より劣る可能性があります。

判断軸2 用途(速度の目安)

基礎知識:用途ごとに必要な速度は大きく違う

ネット回線の速度を比較するときに見るべきは「下り速度(ダウンロード速度)」です。用途別の目安は以下のとおりです。

用途必要な速度(目安)
メール・SNS閲覧1〜5Mbps
Web閲覧5〜25Mbps
動画視聴(HD・1080p)5〜25Mbps
動画視聴(4K)25〜50Mbps
ビデオ会議(Zoom等)下り15Mbps/上り10Mbps
複数人同時の動画視聴用途ごとの必要速度の合計値

MbpsとGbpsってなに?

1秒間に送受信できるデータ量の単位です。Mbps(メガビーピーエス)は1秒に何メガビット転送できるかを表し、1Gbps(ギガビーピーエス)= 1,000Mbps です。数値が大きいほど速い回線です。Netflixの4K動画なら25Mbps、YouTube HD動画なら5Mbpsあれば視聴できますが、家族4人が別々に使うとその合計が必要になります。

このケースの場合

「夜8時から11時に家族全員がスマートフォンやタブレットを使うと、YouTubeやNetflixが止まる」というのが今回の主訴でしたね。

用途の観点からこの問題を整理すると、2つの要因が重なっています。

1点目は、同時接続による帯域の消費です。

家族4人が同時にHD動画を視聴すると、単純計算で20〜100Mbps程度の下り速度が必要になります。

これ自体は現在のauひかり1ギガプランで理論上は十分なはずですが……

2点目が本質的な問題で、これは「回線の混雑」です。

現在のauひかりは光コラボ(NTTフレッツ光網を借りたサービス)のため、夜間の19〜23時には多くのユーザーが同じ網を共有して混雑します。

契約上の「1ギガ」という数字は最大値であり、混雑時には実際の速度が大幅に低下します。

動画が止まるのは、回線プランの問題というより「夜間の混雑」が原因である可能性が高いです。

条件が違う人へ

テレワークでビデオ会議を頻繁に行う方は、下り速度だけでなく上り速度も重要です。

Zoom等のビデオ会議では上り10Mbps以上が安定して出ることが望ましく、光コラボより独自回線の方が夜間でも上り速度が落ちにくい傾向があります。

オンラインゲームを重視する方は、速度よりも遅延(ping値)が重要になります。

独自回線のNURO光は実測ping値が10ms前後と低く、対戦ゲームにも向いています。

判断軸3 利用人数・端末数(同時接続と帯域)

基礎知識:端末数と帯域の関係

ネット回線は「1本の共用道路」のようなものです。接続する端末が増えるほど、それぞれに割り当てられる帯域が減ります。さらに現代の家庭では、意識していない端末も常にネットにつながっています。

世帯人数常時接続端末の目安推奨回線の目安
1人暮らし3〜5台1Gbps回線で十分
2人暮らし6〜10台1Gbps
4人家族(動画・ゲーム含む)10〜15台1Gbps〜2Gbps
4人家族(ヘビーユース)15台以上2Gbps以上

WiFiルーターの同時接続数ってなに?

WiFiルーターには「同時に何台まで接続できるか」という上限があります。一般的なホームルーターは20〜30台が目安ですが、接続台数が多くなるほど1台あたりに割り当てられる帯域が減ります。また、端末数が多いと電波の干渉も起きやすくなります。

このケースの場合

家族4人で、それぞれスマートフォンとタブレットを使われているとのことですね。

スマートフォン4台、タブレット数台に加え、テレビやスマートスピーカー、ゲーム機なども接続されているとすると、同時接続台数は6〜10台以上になることが見込まれます。

夜8時から11時のピーク時には、4人全員が動画を視聴しており、最も帯域を消費する時間帯です。

この状況で問題が起きているのは、端末数の問題というより、前述の「夜間の回線混雑」と、もう1つの構造的な問題——「1階のルーターから2階への電波が届かない」という2つが複合している状態です。

回線を変えるだけでは2階の電波問題は解決しません。

今回は回線の乗り換えと合わせて、WiFiの環境を2階まで届くように整備することがセットで必要です。

条件が違う人へ

3人家族で動画・ゲームを含むライトからミドルユースであれば、1Gbpsの光コラボ回線でも、IPv6 IPoEという混雑回避の接続方式を使えば夜間の問題は改善することが多いです。

6人以上の大家族や、複数人が同時に高画質ゲーム配信・4K動画を楽しむヘビーユース環境では、10Gbpsプランの検討も現実的な選択肢になります。

判断軸4 提供エリア(全国対応か地域限定か)

基礎知識:光回線は2タイプに分かれる

日本の光回線サービスは、大きく「光コラボ」と「独自回線」の2種類があります。

回線タイプ代表例提供エリア夜間の混雑
光コラボ(フレッツ光網)ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかりほぼ全国47都道府県混雑しやすい
独自回線NURO光・auひかり一部地域のみ混雑しにくい

光コラボってなに?

NTTが全国に整備した「フレッツ光」の回線設備を、各社がNTTから借りて自社ブランドで提供するサービスです。ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかりなどは全て同じNTT回線を使っています。つながる経路が同じなため、夜間に多くのユーザーが集中すると混雑して速度が落ちやすい傾向があります。

独自回線ってなに?

その事業者が自前で敷設・管理する回線のことです。NTTの回線を借りずに自社の設備を使うため、共有ユーザー数が少なく、夜間の混雑による速度低下が起きにくいのが最大のメリットです。ただし整備コストがかかるため、提供エリアが限られます。

このケースの場合

お住まいが千葉県とのことで、NURO光の提供エリアについては確認が必要です。

NURO光は千葉県に提供エリアがありますが、全ての市区町村・番地をカバーしているわけではありません。

診断エンジンではエリア内と判定していますが、契約前に必ず公式サイトで番地レベルのエリア確認を行ってください。

今回の困りごとの根本原因が「夜間の混雑による速度低下」である可能性が高いため、独自回線を選ぶことに大きな意味があります。

フレッツ光網を使う光コラボに乗り換えても、夜間の混雑問題は本質的に解消しない可能性があります。

条件が違う人へ

NURO光のエリア外にお住まいの場合は、光コラボの中でも「IPv6 IPoE接続」に対応したサービスを選ぶことが重要です。

IPv6 IPoEってなに?

フレッツ光網を使う光コラボにおいて、従来の混雑する経路(IPv4 PPPoE)を避けて、混雑しにくい別の経路(IPv6)を通る接続方式です。「混んでいる幹線道路を避けてバイパスを走る」イメージです。完全には解決しませんが、夜間の速度低下をある程度緩和できます。

地方・郊外にお住まいで独自回線が利用できない場合は、eo光・コミュファ光・ピカラ光などの電力系光回線も独自回線として検討に値します。

これらはNTTの回線を使わない独自設備を持つため、夜間でも比較的安定しています。

判断軸5 スマホキャリア(セット割の仕組み)

基礎知識:セット割で毎月のスマホ代が安くなる

光回線とスマートフォンのキャリアを同じグループでまとめると、スマートフォンの月額料金が割引される「セット割」が使えます。

スマホキャリアセット割の名前対応する主な光回線割引額(1台あたり)
auauスマートバリューauひかり・@TCOMヒカリ・AsahiNet光など最大1,100円引き
UQモバイルUQ自宅セット割@TCOMヒカリなど最大858円引き
SoftBankおうち割 光セットNURO光・ソフトバンク光最大1,100円引き
ドコモドコモ光セット割ドコモ光最大1,100円引き

セット割のポイント

割引されるのはスマートフォン側の月額です。光回線の料金が安くなるわけではありません。家族全員が同じキャリアのスマートフォンを使っている場合、人数分の割引が適用される場合があります。ただし光回線によって「何回線まで」という上限が設けられていることもあります。

このケースの場合

家族全員がauのスマートフォンをお使いとのことでしたね。

この点が今回の回線選びで重要な考慮点になります。

今回の本命として選んだNURO光は、auスマートバリューには対応していません。

NURO光のセット割はSoftBankのおうち割のみが対応しています。

つまり、NURO光に乗り換えた場合、現在auスマートバリューを適用しているなら、その割引は失われることになります。

ただし、NURO光の実質月額2,691円(3年契約・戸建て)という水準は、セット割なしでもauひかりと比較して十分に競争力のある料金です。

月額8,000円までという予算に対して大きな余裕があります。

auスマートバリューを活かしたい場合は、代替案として後述する@TCOMヒカリやAsahiNet光が対応しています。

こちらではauスマートバリューが適用でき、月1,100円の割引が家族最大10回線まで受けられます。

条件が違う人へ

SoftBankユーザーの方は、NURO光の「おうち割 光セット」が活用でき、月最大1,100円×スマートフォンの台数分の割引が受けられます。

家族4人分なら最大4,400円の月額割引となり、光回線のコストをほぼ相殺できるケースもあります。

ドコモユーザーの方は、ドコモ光一択といっても過言ではありません。

ドコモ光セット割は1台あたり最大1,100円、家族全員分が適用されます。

全国47都道府県に対応しており、エリアを気にせず選べるのも強みです。

このケースのおすすめ

本命:NURO光(戸建て・3年契約)

NURO 光

NURO 光

夜や週末も速い。独自回線で「混み合う時間帯でも速度が落ちにくい」を実現した高速光回線。ソニーグループ提供で、戸建て向け2G/10Gとマンション向けプランを展開。

  • 光回線
  • 速度重視
  • コスパ◎
  • セット割

月額料金

¥5,700/月

実質月額(税込)

¥2,691/月

実測平均※

882Mbps

キャッシュバック

  • NTTフレッツ網を使わない独自回線で、夜・週末の混雑時間帯でも速度が落ちにくい、実測下り速度882Mbpsは光回線73社中15位(上位21%)

  • 光回線全体の下り平均567Mbpsを大きく上回る、実質月額3,508円(3年契約戸建て)は主要4社で最安クラス

※実測平均は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。実際の速度は環境により異なります。実質月額は契約期間で割り戻した独自計算値。※リンク先はアフィリエイトプログラムを利用した広告です。最終的な料金・条件は遷移先の公式サイトでご確認ください。

5つの判断軸を重ね合わせた結果、今回のケースではNURO光が最適な選択肢になりました。具体的なプランは、戸建て・3年契約のプラン(月額5,200円、実質月額2,691円)です。

本命詳細

項目内容
サービス名NURO光
月額料金5,200円(税込)
実質月額2,691円
最大速度2,000Mbps(2Gbps)
実測速度882Mbps
セット割なし(auスマートバリュー非対応)
契約期間3年契約
解約金3,850円

ベストエフォートってなに?

「最大○○Gbps」という表記は、技術的な理論値であり、実際にその速度が常に出ることを保証するものではありません。実際の速度は時間帯・接続端末数・建物の構造などによって変わります。重要なのは「実測速度」の数値で、これが実際の利用環境に近い目安です。

費用まとめ

項目金額(税込)
月額基本料5,200円
セット割なし
実質月額(3年契約)2,691円
初期費用(工事費等)別途確認(公式サイト参照)

予算として月8,000円までとおっしゃっていましたね。実質月額2,691円は予算に対して十分な余裕があります。乗り換え後のWiFi環境整備(メッシュWiFiの購入)に費用を充てる余裕も生まれます。

なぜこのおすすめになったか

理由1:夜間に動画が止まる原因に直接対処できる

「夜8時から11時に家族全員がスマートフォンやタブレットを使うと、YouTubeやNetflixが止まる」というのが今回の最大の悩みでしたね。

この問題の根本原因を特定することが、正しい解決策を選ぶ鍵です。

現在のauひかりはフレッツ光網を利用した光コラボサービスです。

夜間のピーク時間帯には、同じフレッツ光網を使う無数のユーザーが集中するため、回線が混雑して速度が落ちます。

契約上は「1Gbps」でも、夜間の実態は数十Mbpsまで落ちることも珍しくありません。

NURO光はNTTフレッツ網を使わない独自回線です。

利用者が少なく、夜間の混雑による速度低下が起きにくい構造になっています。

実測下り速度882Mbpsという数値は、光回線73社中上位21%に相当します。

ピーク時間帯にこれだけの速度が安定して出ることで、4人が同時に動画を視聴しても帯域が不足する状況を大幅に改善できます。

理由2:実質月額2,691円は予算に対して大きな余裕がある

月8,000円までという予算に対し、NURO光の実質月額は2,691円です。

この差額は、WiFi環境の整備に回す価値があります。

今回の課題のもう1つの柱は「2階の子ども部屋まで電波が届かない」という点でした。

これは回線を変えても自動的には解決しません。

1階のルーターから2階へ電波を届かせるためには、WiFi中継器またはメッシュWiFiの追加導入が必要です。

メッシュWiFiってなに?

家の中に複数のWiFi機器を分散配置し、家全体を一体のWiFiネットワークで覆う仕組みです。従来の中継器は「ルーターの電波を受け取ってそのまま飛ばす」ため速度が最大で半減しますが、メッシュWiFiは機器同士が対等に連携するため速度が落ちにくく、部屋を移動しても途切れにくい特徴があります。2階建て戸建てで2,000〜月額3,000円の差額があれば、1〜2年でメッシュWiFiの購入費用を回収できます。

実質月額2,691円という水準なら、メッシュWiFi(1セット15,000〜30,000円程度)の購入費用も含めて月8,000円の予算内に十分収まります。

理由3:実測882Mbpsは4人同時利用の余裕になる

家族4人がそれぞれHD動画を視聴する場合に必要な帯域は、合計で20〜100Mbps程度です。

理論上は1Gbps回線で十分に見えますが、光コラボの夜間の実測値が大幅に低下することは前述のとおりです。

NURO光の実測下り速度882Mbpsという数値は、夜間を含む様々な時間帯での計測結果を反映した平均値です。

この速度があれば、4人が同時にHD動画を視聴しても帯域が詰まる状況はまず発生しません。

中学生のお子さん2人がゲームや動画を同時に使いながら、リビングでも別の動画を再生する——そのような使い方でも十分な余裕があります。

理由4:乗り換え工事への抵抗がなく、NURO光の2回工事もクリアできる

NURO光の特徴として、「宅内工事」と「屋外工事」の2回に分かれた工事があります。

これが手間に感じる方もいますが、「工事に抵抗はない」とおっしゃっていましたね。

この条件があることで、NURO光を選ぶ上での主要なハードルがクリアできています。

申し込みから開通まで1〜2ヶ月かかる点は念頭においておく必要があります。

工事の日程調整が2回必要なため、できるだけ早めに申し込むことをお勧めします。

開通までの間は、auひかりをそのまま継続利用しつつ、開通日に合わせて解約手続きを進める流れが現実的です。

もう一歩考えたい場合

「NURO光がエリア外だった」「auスマートバリューを手放したくない」という場合の代替案です。

代替案1:@TCOMヒカリ(auスマートバリューを継続したい場合)

auのスマートフォンを家族全員でお使いであることを重視するなら、@TCOMヒカリが候補になります。auスマートバリューおよびUQ自宅セット割に対応した数少ない光コラボの1つで、auスマートフォン1台あたり月1,100円の割引が適用できます。

ただし光コラボのため、夜間の混雑による速度低下のリスクはゼロではありません。夜間の動画停止問題が完全に解消されるかどうかは、契約してみないとわからない部分があります。

代替案2:AsahiNet光(縛りを気にしたい場合)

4ヶ月を超えれば解約金が発生しない、柔軟な契約設計が特徴です。「まず試してみて、合わなければ別のものに変えたい」という考え方の方に向いています。こちらもauスマートバリューに対応しており、セット割の月1,100円引きが受けられます。

スタートキャンペーン期間中(2026年9月30日まで)は月額割引が適用されますが、期間終了後は通常月額に戻る点に注意が必要です。

比較まとめ

サービス名月額実質月額(セット割込)実測速度工事おすすめシーン
NURO光5,200円2,691円882Mbps必要(2回)夜間の速度を最優先にしたい
@TCOMヒカリ5,610円3,066円493Mbps必要auスマートバリューを継続したい
AsahiNet光7,128円2,089円491Mbps必要縛りなしで柔軟に契約したい

※ @TCOMヒカリ・AsahiNet光の「実質月額(セット割込)」はauスマートバリュー月1,100円引き適用後の値です。

なお、今回のエリア(千葉)でNURO光が仮に番地レベルで対応外となった場合——もし独自回線であるNURO光の提供エリア内に引越しや転居の予定があれば、その際に改めてNURO光を第一候補として検討する価値があります。実測882Mbpsと実質月額2,691円という組み合わせは、auスマートバリューなしでも夜間の安定性という品質面で十分に成立します。

申し込む前にチェックしたいこと

1. 番地レベルでNURO光のエリア確認を必ず行う

NURO光は千葉県に提供エリアがありますが、同じ市区町村内でも対応している番地と対応していない番地が存在します。公式サイト(nuro.jp)で住所の番地まで入力してエリア確認を行ってから申し込んでください。エリア外だった場合は、前述の代替案を参照してください。

2. NURO光の工事は2回に分かれる——スケジュールに余裕を持つ

NURO光の開通工事は「宅内工事」と「屋外工事」の2回に分かれており、それぞれ別日程での対応が必要です。申し込みから開通まで1〜2ヶ月かかることがあります。現在のauひかりの解約は、NURO光の開通日が確定してから手続きするのが安全です。開通前に解約すると、ネットがない期間が生じます。

3. 2階のWiFi問題は回線変更と別に対処が必要

NURO光に乗り換えても、1階リビングのルーターから2階の子ども部屋への電波が届きにくい問題は自動的には解決しません。メッシュWiFiのサテライトを2階に設置するか、有線LANを2階まで延ばしてから2階にもWiFiアクセスポイントを設置する方法が有効です。NURO光のONU(回線終端装置)にはWiFiルーターが内蔵されていますが、戸建て2階までのカバーには中継機器の追加を検討してください。

4. 現在のauひかりの解約違約金・工事費残債を確認する

auひかりを5年以上ご利用とのことで、契約更新月のタイミングによっては解約違約金が発生する場合があります。事前にauひかりのマイページや問い合わせで、解約時にかかる費用と契約更新月を確認しておきましょう。

5. auスマートバリューの適用状況を確認する

現在auひかりを利用していることで、auスマートバリューが適用されている場合、NURO光への乗り換えでその割引が終了します。NURO光はauスマートバリュー非対応です。スマートフォンの月額に与える影響を事前に確認し、乗り換え後の家計全体での収支を把握してから判断してください。auスマートバリューを継続したい場合は、@TCOMヒカリかAsahiNet光を選ぶことで対応可能です。

掲載情報に関する注記

  • 掲載している料金は、特に記載がない限りすべて税込表示です(2026年5月時点)。料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
  • 「最大速度」は技術規格上の理論値(ベストエフォート)であり、実使用時の速度を保証するものではありません。実際の速度は利用環境・時間帯・端末により変動します。
  • 「実測平均」は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。あくまで目安としてご覧ください。
  • 「実質月額」は (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 − キャッシュバック − セット割)÷ 契約月数 を基本に算出しています。割引適用条件は各サービスにより異なります。
  • 提供エリア・電波状況・建物の設備(光回線の場合は配線方式等)により、実際に利用できるサービスや速度が異なります。お申し込み前にエリア・対応状況を必ずご確認ください。

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